AIMOV(エアモブ)編集部です。最近はスマホ一つで驚くほどクオリティの高い動画が作れるようになりましたね。特別な機材や高価なソフトがなくても、手軽に動画編集を楽しめる時代です。でも「動画編集って難しそう…」「どのアプリを使えばいいの?」と悩む初心者の方も多いはず。この記事では、スマホ 動画編集 やり方の基本から、動画編集アプリ無料 初心者におすすめのツール、さらには画像から動画を作るアプリまで、分かりやすく解説します。iPhoneでもAndroidでも使える動画作成アプリ 無料版を中心に紹介するので、ぜひこの記事を参考に、あなただけの素敵な動画作りを始めてみませんか?
この記事のサマリー
- スマホでの動画編集の基本的な流れ(撮影準備から編集、書き出しまで)と、初心者向けのコツを解説します。
- iPhoneユーザー、Androidユーザーそれぞれにおすすめの無料動画編集アプリの特徴と使い方を紹介します。
- 複数の写真や画像をつなぎ合わせて、魅力的なスライドショームービーを作成する方法もご紹介します。
スマホ動画編集の基本:準備から完成までの流れ

スマホで動画編集を始めるのは、実はとても簡単です。特別な機材はほとんど必要ありません。まずは基本的な流れを掴みましょう。このセクションでは、動画編集の準備段階から、実際にアプリを使って編集し、最終的に動画として完成させるまでのステップを解説します。動画編集の始め方についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのガイドも参考にしてください。
ステップ1:何を撮る?動画のテーマと構成を決める
まず最初に、どんな動画を作りたいか考えましょう。旅行の思い出、ペットの可愛い瞬間、料理のレシピ紹介、趣味の記録など、テーマは自由です。テーマが決まったら、簡単な構成案(ストーリーボードのようなもの)を考えると、撮影や編集がスムーズに進みます。例えば、「オープニング → 本編(いくつかのシーン) → エンディング」といった大まかな流れを決めておくだけでも違います。構成をしっかり考えることが、見やすい動画を作るための第一歩です。
ステップ2:撮影の準備とコツ
スマホでの撮影は手軽ですが、ちょっとしたコツでクオリティが格段に上がります。まず、スマホのレンズを綺麗に拭きましょう。意外と汚れていることが多いです。そして、撮影中はスマホをしっかりと固定することが大切。手ブレは視聴者にとってストレスになります。可能であれば、三脚を使うのがベストですが、なければ壁に寄りかかったり、脇を締めたりして安定させましょう。また、明るい場所で撮影することも重要です。室内なら窓際、屋外なら日中の明るい時間帯を選びましょう。音声も重要なので、なるべく静かな環境で、被写体に近づいて撮影すると良いでしょう。
ステップ3:動画編集アプリを選んで素材を取り込む
いよいよ編集作業です。まずは、自分のスマホ(iPhoneかAndroidか)に合った動画編集アプリを選び、インストールしましょう。この記事の後半で、初心者におすすめの無料アプリをいくつか紹介します。アプリを開いたら、撮影した動画素材や、使いたい写真、BGMなどをアプリに取り込みます。多くのアプリでは、スマホのカメラロールから簡単に素材を選択できます。
ステップ4:カット編集で不要な部分を削除
動画編集の基本中の基本が「カット編集」です。撮影した動画には、不要な部分や手ブレがひどい箇所が含まれていることがあります。これらをカットして、見せたい部分だけをつなぎ合わせていきます。ほとんどのアプリで、動画クリップを選択し、分割したい箇所で「分割」ボタンをタップし、不要な部分を選択して「削除」する、という直感的な操作が可能です。テンポの良い動画にするためには、不要な「間」を積極的にカットしていくことが重要です。
ステップ5:テロップ(文字)やBGMを追加する
動画の内容を分かりやすく伝えたり、雰囲気を盛り上げたりするために、テロップ(文字)やBGM(背景音楽)を追加しましょう。テロップは、話している内容を補足したり、場面転換を示したりするのに役立ちます。フォントの種類や色、表示するタイミングなどを調整できます。BGMは、動画の雰囲気を大きく左右します。アプリ内に用意されている著作権フリーの音源を使ったり、自分で用意した音楽ファイルを追加したりできます。ただし、著作権には十分注意しましょう。商用利用可能な音源か、利用規約をしっかり確認することが大切です。
ステップ6:動画を書き出して(エクスポート)完成!
編集が一通り終わったら、最終的な動画ファイルとして書き出します(エクスポートや保存とも言います)。画質(解像度)やフレームレートなどを設定できるアプリもありますが、よく分からなければ、アプリのおすすめ設定で問題ありません。書き出しには少し時間がかかる場合があります。完成した動画は、スマホのカメラロールに保存されたり、直接SNSにシェアしたりできます。
【iPhone向け】初心者におすすめの無料動画編集アプリ

iPhoneユーザーなら、最初から入っているアプリや、App Storeで人気の無料アプリを手軽に利用できます。ここでは、特に動画編集アプリ iphone 初心者 無料で探している方におすすめのアプリを2つ紹介します。これらのアプリは基本的な機能が揃っており、直感的な操作で動画編集を始められます。無料動画編集アプリのおすすめランキングも併せてご覧ください。
iMovie:Apple純正の定番無料アプリ
iMovieは、Appleが提供する無料の動画編集アプリで、多くのiPhoneにプリインストールされています。Apple製品らしい洗練されたインターフェースが特徴で、初心者でも非常に扱いやすいです。 主な機能:
- 基本的なカット編集、トリミング、分割
- 豊富なテンプレート(予告編風動画など)
- 多彩なトランジション(場面切り替え効果)
- テキスト(タイトル、テロップ)の挿入とカスタマイズ
- BGMや効果音の追加(アプリ内音源あり)
- ピクチャ・イン・ピクチャ、スプリットスクリーン
- 4K動画編集に対応
iMovieの強みは、何と言ってもそのシンプルさと安定性です。基本的な編集機能は十分に揃っており、複雑な操作なしでクオリティの高い動画を作成できます。iPhoneやiPad、Macとの連携もスムーズです。まずはiMovieから動画編集を始めてみるのがおすすめです。iMovieの使い方について詳しく知りたい方は、こちらのガイドが役立ちます。
CapCut:多機能でトレンド動画も作れる人気アプリ
CapCutは、TikTokを運営するByteDance社が提供する無料動画編集アプリです。元々はTikTok向けの縦型動画編集に強みがありましたが、現在では横型動画にも十分対応しており、非常に多機能で人気があります。 主な機能:
- カット、分割、速度変更(スロー・倍速)
- 豊富なフィルター、エフェクト、トランジション
- スタイリッシュなテキストテンプレート
- 著作権フリーの楽曲・効果音が多数
- 自動キャプション(文字起こし)機能
- 背景削除、クロマキー合成
- スタビライズ(手ブレ補正)機能
CapCutは、トレンド感のある動画を作りたい方に特におすすめです。エフェクトや楽曲が豊富で、SNS映えする動画を手軽に作成できます。自動キャプション機能は、インタビュー動画やVlogなどで非常に便利です。多機能ながら操作も比較的簡単で、初心者から中級者まで幅広く使えます。CapCutの詳しい使い方や商用利用については、こちらの記事で解説しています。
【Android向け】初心者におすすめの無料動画編集アプリ

Androidユーザーにも、高機能で使いやすい無料動画編集アプリがたくさんあります。Google Playストアで「動画編集アプリ android 無料」と検索すると多くの選択肢が出てきますが、ここでは特に初心者におすすめのアプリを紹介します。動画編集アプリ無料 初心者 アンドロイドユーザーはぜひチェックしてみてください。
CapCut:Androidでも大人気!iPhone版と同様の多機能性
iPhone版でも紹介したCapCutは、Androidでも非常に人気が高く、機能もほぼ同じです。 主な機能(再掲):
- カット、分割、速度変更
- 豊富なフィルター、エフェクト、トランジション
- スタイリッシュなテキストテンプレート
- 著作権フリーの楽曲・効果音が多数
- 自動キャプション(文字起こし)機能
- 背景削除、クロマキー合成
- スタビライズ(手ブレ補正)機能
Android版CapCutも、無料で使える機能が非常に多いのが魅力です。定期的に新しいエフェクトや機能が追加されるため、飽きずに使い続けられます。操作感も直感的で、チュートリアル動画なども豊富にあるため、初心者でも安心して始められます。SNSへのシェア機能も充実しています。
VN Video Editor:シンプルながら本格的な編集が可能
VN Video Editorは、シンプルで分かりやすいインターフェースながら、本格的な動画編集機能を備えた無料アプリです。ウォーターマーク(アプリのロゴ)なしで動画を書き出せる点も高く評価されています。 主な機能:
- マルチトラック編集(映像や音声を重ねられる)
- 基本的なカット、分割、トリミング
- 速度調整(カーブ編集も可能)
- 豊富なフィルターとトランジション
- テキストアニメーション
- BGM、効果音の追加、録音機能
- キーフレームアニメーション(動きを細かく設定可能)
VNは、より凝った編集に挑戦したい初心者におすすめです。マルチトラック編集やキーフレームといった、少し高度な機能も無料で利用できます。インターフェースが整理されているため、多機能でも比較的迷わずに操作できるでしょう。PC版も提供されており、スマホとPCで連携して作業することも可能です。
【共通】多機能で使いやすい!おすすめ無料動画編集アプリ

iPhone、Androidどちらのユーザーにもおすすめできる、クロスプラットフォーム対応の優れた無料動画編集アプリも存在します。これらのアプリは、OSに関わらず同じような感覚で使えるため、機種変更した場合でも安心です。「動画アプリ無料」で高機能なものを探しているなら、以下のアプリも検討してみてください。
VLLO:直感的で可愛い編集が得意
VLLO(ブロ)は、特にVlog(ビデオブログ)編集で人気のあるアプリです。可愛らしいステッカーやフレーム、テキストテンプレートが豊富で、おしゃれな雰囲気の動画を簡単に作れます。 主な機能:
- 簡単なカット、分割、倍速編集
- 4000種類以上の動くステッカーやテキスト(一部有料)
- 著作権フリーのBGM・効果音
- モザイク処理
- ピクチャ・イン・ピクチャ
- フィルター、色調補正
VLLOは、操作が非常に直感的で、初心者でもすぐに使いこなせるようになります。特に、ステッカーやテロップで動画をデコレーションしたい方におすすめです。無料版でも十分な機能が使えますが、より多くの素材を使いたい場合は有料プランも検討できます。
InShot:SNS投稿に便利な機能が充実
InShotは、動画編集だけでなく、簡単な写真編集機能も備えたアプリです。特にInstagramやTikTokなど、SNSへの投稿を意識した機能が充実しています。 主な機能:
- 動画のトリミング、カット、結合
- キャンバスサイズ変更(SNSに合わせた比率調整)
- 豊富なフィルター、エフェクト
- テキスト、ステッカーの追加
- BGM追加、音声エフェクト
- 速度調整
- 背景ぼかし
InShotは、SNS向けの動画を手早く作りたい場合に便利です。動画の比率をInstagramのストーリーやフィード、TikTokなどに合わせて簡単に調整できます。インターフェースもシンプルで分かりやすく、基本的な編集機能は無料で十分利用可能です。
写真・画像から魅力的な動画を作る方法

動画素材がなくても、手持ちの写真や画像を使って魅力的な動画(スライドショームービー)を作成することができます。「画像から動画を作るアプリ」を探している方も多いのではないでしょうか。実は、これまで紹介してきた動画編集アプリの多くが、写真を取り込んで動画にする機能を備えています。
動画編集アプリでスライドショーを作る手順
基本的な手順は以下の通りです。 1. **アプリに写真を取り込む:** 動画編集アプリを開き、新規プロジェクトを作成します。素材選択画面で、動画の代わりに使いたい写真を選びます。複数枚選択して、順番を並べ替えることも可能です。 2. **表示時間(デュレーション)を調整:** 各写真が画面に表示される時間を調整します。通常、1枚あたり3〜5秒程度が目安ですが、見せたい内容に合わせて長くしたり短くしたりしましょう。 3. **トランジションを追加:** 写真と写真の切り替わり部分に、トランジション(場面転換エフェクト)を追加すると、スムーズで見栄えの良い動画になります。フェードイン・アウトやスライドなど、様々な効果があります。 4. **BGMやテキストを追加:** スライドショーの雰囲気に合ったBGMを選んで追加しましょう。写真に合わせてコメントや説明などのテキストを入れるのも効果的です。 5. **書き出し:** 全体の調整が終わったら、動画ファイルとして書き出して完成です。
iMovie、CapCut、VN、VLLO、InShotなど、この記事で紹介したアプリはすべて、写真を使ったスライドショー作成に対応しています。特にiMovieの「マジックムービー」機能やCapCutのテンプレート機能を使うと、写真を選ぶだけで自動的におしゃれなスライドショーを作成してくれる場合もあり、初心者には非常に便利です。
スライドショー作成に特化したアプリも
動画編集アプリ以外にも、スライドショー作成に特化したアプリも存在します。これらのアプリは、より豊富なテンプレートや音楽、アニメーション効果を備えていることが多いです。ただし、多機能な動画編集アプリがあれば、基本的なスライドショー作成は十分に可能ですので、まずは手持ちの動画編集アプリで試してみるのが良いでしょう。
スマホ動画編集をさらにレベルアップさせるコツ
基本的な編集ができるようになったら、さらに動画のクオリティを高めるためのコツを意識してみましょう。少しの工夫で、視聴者を引きつける魅力的な動画になります。
1. 構成を意識して飽きさせない工夫を
動画編集は、単に素材をつなぎ合わせるだけではありません。視聴者を飽きさせないためには、構成が重要です。冒頭で興味を引きつけ(掴み)、本題を分かりやすく展開し、最後にまとめや次のアクションへの誘導(エンディング)を入れる、といった流れを意識しましょう。途中で効果音を入れたり、BGMの雰囲気を変えたり、テンポの良いカット割りを入れたりするのも効果的です。特にYouTubeショート動画のような短い動画では、最初の数秒でいかに引きつけるかが鍵となります。
2. テロップは見やすさを最優先に
テロップは情報を伝える上で重要ですが、デザインに凝りすぎて読みにくくなっては意味がありません。背景とのコントラストがはっきりした色を選び、適切なフォントサイズを心がけましょう。縁取りや背景色をつけると、どんな映像の上でも読みやすくなります。表示時間も、視聴者が無理なく読める長さを確保することが大切です。
3. BGM・効果音で感情を演出
音楽や効果音は、動画の雰囲気を大きく左右し、視聴者の感情に訴えかける力を持っています。シーンに合わせて適切なBGMを選び、効果音を効果的に使うことで、動画の表現力が格段にアップします。ただし、音量バランスには注意しましょう。BGMが大きすぎてナレーションや会話が聞き取りにくい、といったことがないように調整が必要です。
4. 著作権・肖像権に注意する
動画編集で特に注意したいのが、著作権と肖像権です。BGMや効果音は、著作権フリーのものや、利用許諾を得たものを使用しましょう。アプリ内で提供されている音源でも、利用範囲(商用利用の可否など)が定められている場合があるので、規約を確認することが重要です。また、人物が映っている映像を使用する場合は、その人の許可(肖像権の許諾)を得るのが原則です。特にSNSなどで公開する場合は、プライバシーへの配慮を忘れないようにしましょう。
5. 最新の編集テクニックも学んでみる
動画編集の世界は常に進化しています。最近では、AIを活用した動画編集ツールも登場し、文字起こしやカット編集の自動化などが可能になっています。常に新しい情報をキャッチアップし、便利な機能やテクニックを取り入れていくことで、より効率的に、よりクオリティの高い動画制作が可能になります。継続的に学び続ける姿勢が、スキルアップへの近道です。
この記事では、スマホを使った動画編集の基本的なやり方から、初心者におすすめの無料アプリ、そして写真から動画を作る方法まで幅広く解説しました。紹介したアプリはどれも無料で始められるものばかりです。ぜひ、気軽にダウンロードして、あなたのアイデアを動画という形にしてみてください。きっと、新しい楽しみが見つかるはずです。
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