AIMOV(エアモブ)編集部です。YouTube動画や短い動画など、日常で「動画」という言葉を使う機会は多いですが、英語で表現するとなると迷うことはありませんか?「Video」と「Movie」の違い、スラングや略語、複数形など、意外と知らないことも多いはず。
この記事では、「動画」に関連する英語表現を網羅的に解説し、映像コンテンツをより深く理解するための一助となることを目指します。ビジネスシーンや日常会話で自信を持って使い分けられるよう、具体的な例文も交えながらご紹介します。
この記事のサマリー
- 「動画」を意味する英語「Video」と「Movie」のニュアンスの違いと使い分けを解説。
- YouTube動画、短い動画、映像など、様々な「動画」に関連する英語表現を紹介。
- スラング、略語、複数形など、よりネイティブに近い表現や文法的な注意点を説明。
「動画」を表す基本的な英語:VideoとMovieの違い

日本語で「動画」と言いたいとき、英語では主に Video と Movie という単語が使われます。しかし、この二つにはニュアンスの違いがあり、文脈によって使い分ける必要があります。それぞれの意味と使い方を詳しく見ていきましょう。
「Video」の具体的な使い方と例文
Video は、一般的に私たちが「動画」と呼ぶものを指す最も広範な言葉です。テレビ番組、ホームビデオ、YouTubeなどのオンライン動画、記録映像、ミュージックビデオなど、映画以外のほとんどの動く映像コンテンツをカバーします。デジタルデータとして記録・再生される映像というニュアンスが強いです。
例文:
- I watched some funny cat videos on YouTube last night. (昨夜、YouTubeで面白い猫の動画をいくつか見ました。)
- Could you send me the video of the presentation? (プレゼンテーションの動画を送ってもらえますか?)
- This surveillance camera records video 24/7. (この監視カメラは24時間年中無休で動画を記録します。)
- She is editing a promotional video for her company. (彼女は会社のプロモーション動画を編集しています。) → 企業動画制作の料金相場も参考に。
このように、Video は非常に汎用性が高く、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。「youtube動画 英語 で」と検索する際も、基本的には “YouTube video” と表現するのが一般的です。
「Movie」の具体的な使い方と例文
一方、Movie は主に「映画」を指します。劇場で公開されるような、物語性のある長編の商業作品をイメージすると分かりやすいでしょう。Video と比べると、より芸術性やエンターテイメント性が高い作品というニュアンスが含まれます。イギリス英語では “Film” と呼ばれることも多いです。
例文:
- Let’s go see a movie this weekend. (今週末、映画を見に行こうよ。)
- What’s your favorite movie? (あなたのお気に入りの映画は何ですか?)
- That actor starred in many famous movies. (その俳優は多くの有名な映画に出演しました。)
- They are making a movie based on a true story. (彼らは実話に基づいた映画を制作しています。)
「動画 英語 movie」と考える場合、それは「映画」を指している可能性が高いです。
文脈による使い分けのポイント
Video と Movie の使い分けのポイントは、その映像が「映画館で上映されるような商業的な長編作品か、それ以外の一般的な映像か」という点です。迷った場合は、より広範な意味を持つ Video を使うのが無難でしょう。
ただし、近年では “home movie” (ホームビデオ、家庭で撮った映像) のように、Movie が「映画」以外の意味で使われることもあります。しかし、基本的には上記のような使い分けを覚えておくと良いでしょう。
様々な「動画」の英語表現:YouTubeから短い動画まで

「動画」には様々な種類があります。YouTube動画、SNSでよく見る短い動画、あるいは一般的な「映像」など、それぞれのニュアンスに合った英語表現を知っておくと便利です。
YouTube動画を英語で表現するには?
前述の通り、YouTubeの動画は一般的に YouTube video と表現します。「YouTubeで動画を見る」と言いたい場合は “watch a YouTube video” や “watch YouTube videos” となります。
例文:
- He learned how to play the guitar by watching YouTube videos. (彼はYouTube動画を見てギターの弾き方を学びました。)
- Many creators upload new videos to YouTube every day. (多くのクリエイターが毎日新しい動画をYouTubeにアップロードしています。)
- Finding the right software is key for editing YouTube videos. (YouTube動画を編集するには、適切なソフトを見つけることが重要です。) → YouTube動画編集ソフト選びガイド
短い動画(Shorts, Reelsなど)の英語表現
近年人気の縦型ショート動画。これらを英語で表現する場合、プラットフォームの名称を使うのが一般的です。
- YouTube Shorts: YouTubeのショート動画
- Instagram Reels: Instagramのリール動画
- TikTok videos: TikTokの動画
総称して「短い動画」と言いたい場合は、short video(s) や short-form video(s) と表現できます。
例文:
- Short videos are becoming increasingly popular on social media. (SNSでは短い動画の人気がますます高まっています。)
- How do you make engaging YouTube Shorts? (魅力的なYouTubeショート動画はどうやって作りますか?) → YouTubeショート動画の作り方
- Many brands use Instagram Reels for marketing. (多くのブランドがマーケティングにInstagramリールを活用しています。)
「短い動画 英語」と検索した場合、これらの表現が役立つでしょう。
「映像」を意味する英語表現(Footage, Visualsなど)
「動画」よりも少し硬い表現や、素材としてのニュアンスを含む「映像」を英語で言いたい場合は、以下のような単語があります。
- Footage: 特定の出来事や場面を記録した映像素材。ニュース映像やドキュメンタリーなどでよく使われます。不可算名詞(数えられない名詞)である点に注意が必要です。
- Visuals: 視覚的な要素全般を指しますが、文脈によっては映像や画像、グラフィックなどを意味します。プレゼンテーション資料などで使われることもあります。
- Clip(s): 動画全体から切り取られた短い一部分。予告編やハイライトシーンなどに使われます。
例文:
- The news channel showed exclusive footage of the event. (そのニュースチャンネルは事件の独占映像を放送しました。)
- We need some stock footage for our promotional video. (プロモーションビデオ用にストック映像がいくつか必要です。)
- The presentation was enhanced with stunning visuals. (プレゼンテーションは見事な映像(視覚資料)で引き立てられていました。)
- I saw a funny clip from that movie online. (その映画の面白い一部分をオンラインで見ました。)
「映像 英語」と調べると、これらの単語が見つかるでしょう。特に Footage は「素材としての映像」というニュアンスで重要です。
知っておくと便利!「動画」に関する英語スラングと略語

ネイティブスピーカーとの会話やオンラインでのやり取りでは、「動画」に関するスラングや略語が使われることもあります。いくつか代表的なものを紹介しましょう。
ネイティブが使う「動画」関連のスラング
スラングは非常に流動的で、コミュニティや時代によって使われるものが異なりますが、以下のような表現が聞かれることがあります。
- Vid: Video の短縮形。非常にカジュアルな表現です。「動画 英語 略」の答えの一つと言えます。
- Flick: Movie (映画) のスラング。少し古い表現かもしれませんが、耳にすることもあります。
例文:
- Did you see that funny cat vid I sent you? (送った面白い猫の動画見た?)
- Let’s catch a flick tonight. (今夜、映画でも見に行こうぜ。)
「動画 英語 スラング」としては、”Vid” が最も一般的かもしれません。
チャットやSNSで使える略語
テキストメッセージやSNSでは、さらに短縮された略語が使われることがあります。
- YT: YouTube
- IG: Instagram
- TT: TikTok
- Vlog: Video blog (ビデオブログ) の略。自身の日常などを動画で記録・公開するもの。
例文:
- Check out my latest vlog on YT! (YouTubeの最新Vlogをチェックしてね!)
- She posted a cool Reel on IG. (彼女がインスタにクールなリールを投稿したよ。)
これらの略語は、主に親しい間柄やオンラインコミュニティ内で使われます。
スラング・略語を使う際の注意点
スラングや略語は非常にカジュアルな表現です。フォーマルな場やビジネスシーン、目上の人に対して使うのは避けましょう。また、意味が通じない可能性もあるため、相手や状況をよく考えて使うことが大切です。
文法チェック:「動画」の複数形と関連表現

英語で「動画」について話す際には、複数形や関連する動詞・形容詞の使い方も正しく理解しておく必要があります。
「Video」「Movie」の複数形はどうなる?
「動画 英語 複数形」についてですが、Video と Movie はどちらも可算名詞(数えられる名詞)なので、通常通り複数形にすることができます。
- Video → Videos
- Movie → Movies
例文:
- I have many old home videos stored on my computer. (コンピューターに古いホームビデオをたくさん保存しています。)
- Hollywood produces hundreds of movies every year. (ハリウッドは毎年何百もの映画を製作しています。)
一方、「映像素材」を意味する Footage は不可算名詞なので、通常は複数形にしません。”a lot of footage” や “some footage” のように量を表す言葉と一緒に使います。
「動画を見る」「動画を撮る」などの英語表現
「動画」に関連する基本的な動詞表現も覚えておきましょう。
- Watch a video/movie: 動画/映画を見る
- Record a video / Shoot a video / Film a video/movie: 動画/映画を撮る、撮影する (“Film” は映画やプロの撮影で使われることが多い)
- Make a video/movie: 動画/映画を作る、制作する
- Edit a video: 動画を編集する → 動画編集の始め方
- Upload a video: 動画をアップロードする
- Download a video: 動画をダウンロードする
- Stream a video/movie: 動画/映画をストリーミング再生する
- Share a video: 動画を共有する
例文:
- We need to edit this video before uploading it. (アップロードする前にこの動画を編集する必要がある。) → AI動画編集で作業を自動化
- He loves to shoot videos with his drone. (彼はドローンで動画を撮るのが大好きです。)
関連する動詞や形容詞
動画について説明する際に役立つ形容詞などもいくつかあります。
- Viral video: 急速に広まった動画、バズった動画
- Streaming service: 動画配信サービス (Netflix, Huluなど)
- Video quality: 動画の画質 (e.g., high quality, low quality)
- Video editing software: 動画編集ソフト → 無料で使える動画編集ソフト・アプリ
- Animated video: アニメーション動画
- Live stream / Live video: ライブ配信動画
これらの表現を知っていると、より具体的に動画について話すことができます。
ビジネスや学習に役立つ「動画」関連英語フレーズ

最後に、ビジネスシーンや英語学習の場面で「動画」に関連して使える便利な英語フレーズをいくつかご紹介します。
プレゼンテーションで使える動画関連フレーズ
プレゼンテーションで動画を使用する際に使えるフレーズです。
- “Now, I’d like to show you a short video that illustrates this point.” (それでは、この点を説明する短い動画をご覧いただきたいと思います。)
- “This video clip highlights the key features of our new product.” (この動画クリップは、新製品の主要な特徴を強調しています。)
- “As you can see in the video, the process is quite simple.” (動画でご覧いただけるように、プロセスは非常にシンプルです。)
- “Please watch this testimonial video from one of our satisfied clients.” (満足されているお客様の一人からの推薦動画をご覧ください。)
Video や Clip を使うのが一般的です。
オンライン英会話で使える動画関連フレーズ
オンライン英会話のレッスンで、動画教材を使ったり、好きな動画について話したりする際に役立つフレーズです。
- “Could we watch a short video about this topic?” (このトピックに関する短い動画を見ることはできますか?)
- “I found an interesting English learning video on YouTube.” (YouTubeで面白い英語学習動画を見つけました。)
- “What kind of videos do you usually watch to practice English?” (普段、英語の練習のためにどんな動画を見ますか?)
- “The subtitles in this video are very helpful.” (この動画の字幕はとても役に立ちます。)
Video を使って、学習教材や趣味の動画について話してみましょう。
動画編集に関する英語表現
動画編集ソフトを使ったり、動画制作について話したりする際に使える表現です。
- “Which video editing software do you recommend for beginners?” (初心者におすすめの動画編集ソフトはどれですか?) → 無料動画編集ソフト・アプリ完全ガイド, 無料動画編集アプリおすすめランキング
- “I need to cut this part of the video.” (動画のこの部分をカットする必要があります。)
- “Let’s add some background music to the video.” (動画にBGMを追加しましょう。)
- “Rendering the final video might take some time.” (最終的な動画のレンダリングには時間がかかるかもしれません。)
- “Have you tried using AI for video editing?” (動画編集にAIを使ってみましたか?) → AI動画編集で作業を自動化
- “Understanding tools like Premiere Pro or CapCut is essential for professional video editing.” (プロの動画編集には、Premiere ProやCapCutのようなツールを理解することが不可欠です。)
これらの表現は、動画制作のプロセスを説明する際に役立ちます。
この記事では、「動画」に関する様々な英語表現を解説しました。Video と Movie の基本的な違いから、YouTube動画、短い動画、映像、さらにはスラングや略語、複数形、関連フレーズまで、幅広くカバーしました。これらの表現を理解し、文脈に合わせて適切に使い分けることで、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。ぜひ、日常会話やビジネスシーンで活用してみてください。
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