AIMOV(エアモブ)編集部です。動画コンテンツの顔となる「動画アイコン」。視聴者のクリックを左右する重要な要素ですが、どこで探せばいいのか、どうやって作ればいいのか悩んでいませんか?この記事では、おしゃれで魅力的な動画アイコンを見つける方法、無料で使える商用フリー素材サイト、さらにはオリジナルの動画アイコンの作り方まで、初心者にも分かりやすく解説します。YouTubeチャンネルやSNSで映える、最適なアイコン作成のヒントが満載です。この記事を読めば、あなたの動画コンテンツにぴったりのアイコンが見つかるはずです。
この記事のサマリー
- おしゃれで目を引く動画アイコンの重要性と、クリック率を高めるデザインのポイントを解説します。
- 無料で利用でき、商用利用も可能な動画アイコン素材サイト(いらすとやを含む)を厳選して紹介します。
- 初心者でも簡単なツールを使ったオリジナルの動画アイコン 作り方や、PNG・透過形式の活用法を解説します。
動画アイコンとは?なぜ重要なのか

動画アイコンは、YouTubeやVimeo、SNSなどのプラットフォームで、動画の内容を視覚的に伝え、ユーザーの注意を引くための小さな画像です。サムネイル画像と混同されることもありますが、チャンネルアイコンや、動画リストで表示される小さなプレビュー画像を指す場合もあります。特にYouTubeチャンネルアイコンは、チャンネルの「顔」としてブランディングに直結します。視聴者は無数の動画の中から、魅力的で内容が分かりやすいアイコンに引き寄せられます。第一印象を決定づけ、クリック率(CTR)に大きく影響するため、動画アイコンの選定や作成は非常に重要です。
動画アイコンの役割と効果
動画アイコンの主な役割は以下の通りです。
- 動画内容の示唆: アイコンから動画のテーマや雰囲気を伝える。
- 注意喚起: 多数の動画の中でユーザーの目を引く。
- ブランディング: チャンネルやシリーズの認知度を高め、統一感を出す。
- クリック誘導: 魅力的なアイコンで視聴者の興味を引き、再生へと繋げる。
効果的な動画アイコンは、単なる飾りではなく、動画のパフォーマンスを向上させるための戦略的な要素です。例えば、料理動画なら美味しそうな料理の写真、ゲーム実況ならプレイ画面やキャラクター、ビジネス系ならグラフや人物など、内容が一目でわかるデザインが効果的です。
クリック率を高めるアイコンの特徴
クリック率(CTR)を高める動画アイコンには、いくつかの共通した特徴があります。
- 明瞭性: 小さく表示されても、何が描かれているかすぐに理解できる。
- 関連性: 動画の内容とアイコンのデザインが一致している。
- 魅力的なデザイン: 色使い、構図、フォントなどが洗練されており、おしゃれであること。
- 独自性: 他の動画と差別化され、記憶に残りやすい。
- 感情への訴求: 驚き、喜び、好奇心など、視聴者の感情を刺激する要素がある。
これらの要素を考慮し、ターゲットとする視聴者層に響くデザインを心がけることが、クリック率向上への鍵となります。特にYouTubeにおいては、競合動画との差別化が重要です。
おしゃれな動画アイコンを見つける方法

動画アイコンは、コンテンツの第一印象を決める重要な要素です。せっかくなら、おしゃれで洗練されたデザインを選びたいものです。しかし、「おしゃれ」の基準は人それぞれ。ここでは、多くの人に好まれ、かつ効果的な「おしゃれな動画アイコン」を見つけるためのヒントとコツをご紹介します。
デザインのトレンドと参考事例
デザイントレンドは常に変化しますが、近年では以下のようなスタイルが人気です。
- フラットデザイン/ミニマリズム: シンプルな図形や線、限られた色数で構成され、洗練された印象を与えます。
- グラデーション: 色の移り変わりが美しく、奥行きやモダンな雰囲気を演出します。
- イラストレーション: 手書き風やキャラクターなど、親しみやすさや独自性を表現できます。
- タイポグラフィ中心: メッセージ性の強いキーワードやタイトルをデザインの主役にするスタイル。
人気のあるYouTubeチャンネルや、デザイン性の高いウェブサイトのアイコンなどを参考に、自分のコンテンツに合ったスタイルを探してみましょう。PinterestやBehanceといったデザインプラットフォームで「video icon design」などと検索するのも有効です。ただし、完全に模倣するのではなく、あくまで参考として、オリジナリティを加えることが重要です。
センスの良いアイコンを選ぶコツ
センスの良いアイコンを選ぶためには、以下の点を意識しましょう。
- ターゲット層を意識する: 誰に見てほしい動画なのかを考え、その層に響くデザインを選びます。例えば、若者向けならポップなイラスト、ビジネスパーソン向けならシンプルで信頼感のあるデザインなどが考えられます。
- 視認性を確認する: スマートフォンなどの小さな画面でも、アイコンのデザインや文字が潰れずに認識できるかを確認します。透過背景(PNG形式など)をうまく使うと、背景に影響されず視認性が高まる場合があります。
- チャンネル全体の統一感を考慮する: 複数の動画やシリーズでアイコンを使用する場合、色使いやスタイルに一貫性を持たせることで、チャンネルとしてのブランドイメージを確立できます。
- テストと比較を行う: 可能であれば、複数のアイコンデザインを用意し、A/Bテストなどでどちらがよりクリックされやすいかを検証するのも良い方法です。
最終的には、自分のコンテンツ内容とターゲット層に最も合致し、かつ自分自身が「これだ!」と思えるデザインを選ぶことが大切です。無料素材サイトなどを活用しつつ、最適なアイコンを見つけましょう。
無料&商用フリーの動画アイコン素材サイトおすすめ

オリジナルのアイコンを作成する時間がない、またはデザインに自信がない場合でも、高品質な動画アイコンを入手する方法があります。それが、無料で利用でき、かつ商用フリーのアイコン素材を提供しているサイトの活用です。ここでは、定番から穴場まで、おすすめの素材サイトをいくつかご紹介します。
いらすとやだけじゃない!定番&穴場サイト紹介
無料で使えるイラスト素材サイトとして有名な「いらすとや」にも、動画関連のイラストがあり、アイコンとして利用できるものもあります。しかし、より専門的なアイコンや、多様なデザインを求める場合は、以下のサイトもチェックしてみましょう。
- ICOOON MONO: 商用利用可能なモノトーンのアイコン素材が豊富。シンプルで使いやすいデザインが多く、動画アイコンにも適しています。PNG形式でのダウンロードも可能です。
- icon-icons.com: 多種多様なアイコンが揃っており、カテゴリやスタイルで検索できます。カラーアイコンも多く、おしゃれなデザインが見つかりやすいです。ライセンスは個別に確認が必要ですが、無料・商用可のものも多数あります。
- Flaticon: 世界最大級のアイコンデータベース。無料プランでも多くのアイコンを利用できますが、クレジット表記が必要な場合があります。有料プランなら制限なく利用可能です。PNGやSVGなど様々な形式でダウンロードできます。
- Iconfinder: Flaticonと同様に大規模なアイコンサイト。無料アイコンも多数ありますが、ライセンスの確認は必須です。フィルター機能で「Free」や「No link back」などを指定して探すと効率的です。
- Unsplash / Pexels (写真素材サイト): アイコン専門ではありませんが、高品質な写真素材が豊富です。動画のテーマに合う写真をトリミングしたり加工したりして、オリジナリティのあるアイコンを作成するベースとして活用できます。もちろん商用フリーです。
これらのサイトを組み合わせることで、いらすとや以外にも多くの選択肢が見つかります。動画編集ソフトやアプリを探している方は、「無料で使える動画編集ソフト・アプリ完全ガイド2025【PC/スマホ対応】」や「【2025年最新】無料動画編集アプリおすすめランキング!」の記事も参考にしてみてください。
素材利用時の注意点(ライセンス確認)
無料・商用フリーと謳われている素材サイトでも、利用規約は必ず確認しましょう。注意すべき点は以下の通りです。
- 商用利用の範囲: 「商用利用可」でも、グッズ販売への利用は不可など、制限がある場合があります。YouTubeの収益化動画での利用が可能かどうかを確認しましょう。
- クレジット表記の要否: サイトやアイコンによっては、作者名やサイト名の表記(クレジット表記)が求められる場合があります。
- 加工の可否: 色の変更やサイズの変更は許可されていても、デザイン自体の大幅な改変は禁止されていることがあります。
- 再配布の禁止: ダウンロードした素材をそのまま他者に配布したり、販売したりすることは基本的に禁止されています。
ライセンス違反はトラブルの原因となります。利用規約をよく読み、不明な点はサイト運営者に問い合わせるなど、慎重に対応しましょう。
PNG・透過素材の探し方
動画アイコンを様々な背景色の上で使いたい場合や、デザインに柔軟性を持たせたい場合には、背景が透明な透過素材が便利です。透過画像によく使われるファイル形式がPNGです。
素材サイトで透過アイコンを探すには、以下の方法があります。
- 検索フィルター: 多くのサイトでは、「PNG」や「Transparent」といった形式や属性で絞り込み検索ができます。
- ファイル形式を確認: ダウンロード時にファイル形式を選択できる場合は、PNGを選びましょう。
- プレビューで確認: ダウンロード前にプレビュー画像が表示される場合、背景が市松模様(グレーと白の格子柄)になっていれば、それは透過画像であることを示しています。
透過PNG素材を活用することで、動画のサムネイルやチャンネルアートなど、他のデザイン要素とも組み合わせやすくなり、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。
オリジナル動画アイコンの作り方

既存の素材を使うだけでなく、オリジナルの動画アイコンを作成することで、チャンネルやコンテンツの独自性をより強く打ち出すことができます。専門的なデザインスキルがなくても、手軽にアイコンを作成できるツールやアプリも増えています。ここでは、動画アイコン 作り方の基本的なステップとポイントをご紹介します。
簡単作成ツール・アプリ紹介
初心者でも直感的に操作でき、おしゃれなアイコンを作成できるツールやアプリは数多く存在します。
- Canva: 豊富なテンプレートや素材が用意されており、ドラッグ&ドロップで簡単にデザインを作成できます。アイコン専用のテンプレートもあり、無料プランでも十分に活用できます。ウェブブラウザ版とアプリ版があります。
- Adobe Express (旧 Adobe Spark): Canvaと同様に、テンプレートベースで手軽にデザインが作成できるツールです。Adobe製品との連携もスムーズです。無料プランでも多くの機能が利用可能です。
- Figma (やや中級者向け): 高機能なデザインツールですが、無料プランでも十分な機能が使えます。アイコンのようなベクターベースのデザイン作成に適しています。操作に慣れは必要ですが、自由度の高いデザインが可能です。
- スマホアプリ (Phonto, Picsartなど): スマートフォンだけで完結させたい場合は、画像編集アプリや文字入れアプリを活用するのも手です。写真にテキストを追加したり、簡単な図形を組み合わせたりしてアイコンを作成できます。
これらのツールを使えば、テンプレートをカスタマイズしたり、手持ちの写真やイラストを組み合わせたりして、比較的簡単にオリジナルの動画アイコンを作成できます。動画編集に興味がある方は、「【2025年最新】動画編集の始め方完全ガイド!」も併せてご覧ください。
デザインの基本と作成時のポイント
オリジナルの動画アイコンを作成する際には、以下の基本的なデザイン原則を意識すると、より効果的なアイコンになります。
- シンプルさを保つ: アイコンは小さく表示されることが多いので、要素を詰め込みすぎず、シンプルで分かりやすいデザインを心がけます。
- テーマカラーを決める: チャンネルやブランドのイメージカラーを決め、アイコンにも取り入れることで統一感が出ます。
- 視認性の高いフォントを選ぶ: 文字を入れる場合は、小さくても読みやすい、ゴシック体などのシンプルなフォントを選びましょう。
- コントラストを意識する: 背景色とアイコンの要素(文字や図形)の色のコントラストを高くすると、視認性が向上します。
- ターゲットを意識する: 誰に向けた動画なのかを常に念頭に置き、その層に好まれるデザインスタイルを選びます。
作成したアイコンは、実際にYouTubeなどのプラットフォームでどのように表示されるかを確認し、必要に応じて修正しましょう。PNG形式で書き出し、背景を透過させるかどうかも、デザインに応じて検討します。
YouTubeアイコン作成の注意点
特にYouTubeチャンネルのアイコン(プロフィール写真)を作成する場合、いくつか注意点があります。
- 推奨サイズと形式: YouTubeが推奨するアイコンサイズは800×800ピクセルです。アップロードすると円形にトリミングされるため、重要な要素が円の中に収まるようにデザインする必要があります。ファイル形式はJPG、GIF、BMP、PNGがサポートされています(アニメーションGIFは不可)。
- 円形表示を意識する: デザインする際は、最終的に円形に表示されることを念頭に置き、四隅に重要な情報が配置されないように注意します。
- チャンネルアートとの一貫性: チャンネルアイコンとチャンネルアート(ヘッダー画像)のデザインテイストを合わせることで、チャンネル全体のブランディングが強化されます。
- 更新頻度: 基本的には頻繁に変更するものではありませんが、チャンネルの方向性が変わった場合や、デザインをリニューアルしたい場合に更新を検討します。
魅力的なYouTubeチャンネルアイコンは、視聴者がチャンネルを認識し、登録するきっかけにもなります。YouTube動画の作り方については、「YouTube動画編集ソフト選びガイド」や「【2025年最新】YouTubeショート動画の作り方を徹底解説!」の記事も参考になります。
動画アイコン作成・活用に関するQ&A

ここまで、動画アイコンの重要性、探し方、作り方について解説してきました。最後に、動画アイコンに関してよくある質問とその回答をまとめました。
アイコンサイズや形式は?
使用するプラットフォームによって推奨されるサイズや形式は異なります。
- YouTubeチャンネルアイコン: 推奨は800×800ピクセル。JPG, GIF, BMP, PNG形式。円形に表示されます。
- YouTube動画サムネイル (参考): 推奨は1280×720ピクセル (アスペクト比16:9)。JPG, GIF, BMP, PNG形式。ファイルサイズは2MB未満。※アイコンとは異なりますが、関連情報として。
- SNS (Twitter, Instagramなど): 各プラットフォームのヘルプページで最新の推奨サイズを確認してください。一般的には正方形に近いサイズが多く、PNGやJPG形式が使われます。
ファイル形式については、写真のような複雑な画像ならJPG、ロゴやイラストのように色がはっきり分かれているものや、背景を透過させたい場合はPNGが適しています。迷った場合は、汎用性の高いPNG形式で作成・保存しておくのがおすすめです。
作成を依頼する場合の相場は?
オリジナルの動画アイコン作成をデザイナーや制作会社に依頼する場合、費用は依頼先やデザインの複雑さによって大きく変動します。
- フリーランスのデザイナー (クラウドソーシングなど): 数千円〜数万円程度。スキルや実績によって価格差があります。
- デザイン制作会社: 数万円〜十数万円程度。ヒアリングや修正対応などが手厚い傾向があります。
依頼する際は、希望するデザインのイメージ、参考資料、納期、予算などを明確に伝えることが重要です。複数のデザイナーや会社から見積もりを取り、ポートフォリオを確認して比較検討しましょう。企業向けの動画制作全般の費用については、「企業動画制作の料金相場を徹底解説!」の記事も参考になるかもしれません。
この記事が、あなたの動画コンテンツに最適なアイコンを見つけ、作成するための一助となれば幸いです。おしゃれで効果的なアイコンを活用し、動画の魅力を最大限に引き出しましょう。
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